髪の毛が抜けるのが怖い…そんなあなたへ〜抗がん剤治療とウィッグのお話〜
抗がん剤治療を受けるとき、最も不安に感じることのひとつが「脱毛」ではないでしょうか。
「髪が抜けたらどうしよう…」
「家族や友人の前で気づかれたくない」
「見た目が変わって、自分じゃないみたいになったら…」
そんなふうに、鏡を見るのが怖くなる日もあるかもしれません。
でも、大丈夫です。
無理にがんばらなくても、少しずつ慣れていければいいのです。
■ 髪が抜けること、それは「治療が効いている証」
抗がん剤は、がん細胞だけでなく、髪の毛の細胞のように成長の早い細胞にも影響します。
そのため、治療を開始してから平均して2〜3週間ほどで脱毛が始まる方が多いとされています。
ただし、脱毛のタイミングや程度には個人差があります。
治療の種類や体質によって、「早い方では1週間以内」「ゆっくり始まる方では1ヶ月後」というケースもあります。
これは「治療がきちんと効いている」サインでもあります。
髪の毛はまた生えてきます。そして、その間の毎日を、安心して過ごすためのサポートが医療用ウィッグなのです。
■ 自分らしくいるための味方「医療用ウィッグ」
医療用ウィッグは、脱毛中のデリケートな頭皮にもやさしい設計で作られています。
軽くて蒸れにくく、肌に直接触れても心地よい素材が使われています。
そして何よりも大切なのは、「見た目が自然で、自分らしくいられること」。
鏡の前で笑顔になれる瞬間が、きっと増えていきます。
■ 前向きな気持ちを取り戻す第一歩に
「髪を失う」ことは、思っている以上に心に影響を与えます。
だからこそ、無理に強がらず、不安や悲しみを感じているご自身を大切にしてください。
医療用ウィッグは、単なる道具ではありません。
それは“いつも通りの自分”を取り戻すための、心の支えでもあります。
■ ひとりで悩まないで
「どれを選べばいいのかわからない」
「試着してみたいけど、勇気が出ない」
そんな方も、どうか安心してください。
スタッフはすべて、治療中の不安や悩みに寄り添うプロです。
誰にも言えなかった想いも、どうぞゆっくりお話しくださいね。
医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。