医療用ウィッグ・かつらで快適に夏を過ごすには?暑さ対策のポイント
医療用ウィッグやかつらは、治療中の患者さんにとって、見た目のケアだけでなく心の支えとなる大切なアイテムです。しかし、特に日本の高温多湿な夏場は、ウィッグ内の蒸れや暑さが気になるというお声を耳にします。
快適にウィッグを着用していただくために、いくつかの暑さ対策のポイントをご紹介します。
暑さ対策のポイント
- 通気性の良い素材を選ぶ
ベース(ウィッグの裏地)がメッシュ素材や、人工スキン部分が少ないデザインを選ぶと、通気性が良く蒸れにくいです。 - 軽量なウィッグを選ぶ
重いウィッグは頭に負担がかかり、暑さを感じやすくなります。できるだけ軽量なウィッグを選ぶと良いでしょう。 - 汗対策アイテムの活用
ウィッグネットの下に吸湿性のあるインナーキャップ(コットンや竹繊維など)を着用すると、汗を吸い取り蒸れを軽減できます。
接触冷感素材のインナーキャップもおすすめです。
- 冷却グッズの利用
冷感スプレーをウィッグの内側や頭皮に吹きかける(※ウィッグの素材に影響がないか確認の上で使用)。
保冷剤をタオルなどで包み、休憩中に頭や首元を冷やす。 - 適切なシャンプーとケア
汗をかいたら、こまめに汗を拭き取り、ウィッグのシャンプーを定期的に行いましょう。清潔に保つことでニオイや不快感を防げます。
シャンプー後はしっかり乾燥させることも大切です。 - 頭皮ケアの重要性
ウィッグを外した際は、頭皮を優しく洗浄し、清潔に保ちましょう。
冷たいタオルで頭皮を拭いたり、頭皮用のクールローションを使うのもおすすめです。 - 着用の工夫
室内では、可能な範囲でウィッグを外し、頭皮を休ませる時間を作る。
締め付けの少ないウィッグネットや、サイズ調整できるウィッグを選びましょう。 - スタイルや長さの考慮
首元にかかる長いスタイルよりも、ショートやボブなど首元がすっきりするスタイルの方が涼しく感じられます。
素材選びから日常のお手入れ、そして頭皮ケアまで、少しの工夫で夏の不快感を軽減し、より快適に過ごしましょう。
医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。