家族にウィッグのことを伝えたとき〜リアクション例に見る、安心できる伝え方〜
ウィッグのことを家族にどう伝えるか悩むとき、
「変に気を遣われないかな」
「重く受け止められすぎたらどうしよう」
という不安を抱える方も少なくありません。
でも実際には、多くの家族が、あたたかく、やさしく受け止めてくれています。
今回は、そんなリアクション例をご紹介します。
■ 夫に伝えたら「気づかなかったよ」と言われた(50代・女性)
「思い切って話したら、“全然自然で気づかなかったよ”って。
それを聞いて、ちょっと泣きそうになっちゃいました。
“無理しないで”の一言が、本当に救いでした。」
💬 安心ポイント:
パートナーは案外、ウィッグそのものよりも「あなたが元気でいること」を見てくれている。
■ 小学生の息子が「ママ、帽子みたいでかっこいいね!」(40代・女性)
「最初は少し驚いた様子でしたが、“これウィッグっていうんだよ”と説明したら、
“へえ〜すごい!”と好奇心いっぱいに見てくれました。」
💬 安心ポイント:
小さな子は、言葉よりも「いつものママ」であることに安心します。
■ 高校生の娘に「ちゃんと教えてくれてうれしい」と言われた(40代・女性)
「思春期だから反応が心配でしたが、
“ずっと言えずにいたけど…”と話したら、“ありがとう。気づいてたけど聞けなかった”って。
二人で泣きながら話しました。」
💬 安心ポイント:
伝えることで距離が縮まることも。思春期の子どもも、本当は心配していることが多いです。
■ 伝えることが、自分をラクにした(60代・女性)
「気づかれないようにって、ずっと張りつめてたけど、
娘に“つらかったでしょ。大丈夫?”って言われたとき、心がほどけました。
話してよかったと、今は思っています。」
💬 安心ポイント:
“打ち明けること=弱さ”ではなく、“自分を大切にする勇気”として受け止められることも多いです。
■ まとめ:どんなリアクションでも、「あなたを大切に思っている」気持ちは変わらない
伝えるのは勇気がいることですが、家族はあなたの味方です。
「知らなかった」より、「知ってもらえた」安心感のほうが、ずっと大きな支えになるはずです。
医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、
医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。