脱毛があるまま、仕事に戻るのが不安…〜見た目の変化と向き合いながら、安心して復職するために〜
抗がん剤治療のあと、少しずつ体調が回復してきた頃。
「また仕事に戻らなきゃ」と思う反面、こんな不安を抱く方は少なくありません。
- 髪が抜けたまま、職場に戻る勇気が出ない
- ウィッグがばれないか心配
- 周囲の反応がこわい
今回は、そんな悩みに寄り添いながら、安心して職場復帰を迎えるためのヒントをまとめました。
■ 1. 見た目の変化をどう乗り越えるか
髪の毛は、思っている以上に“自分らしさ”を感じる部分。
それが急に変わると、「自信が持てない」と感じるのは自然なことです。
- ✅ ウィッグの着用で「見た目を整える」ことは、気持ちを守る手段でもあります。
- ✅ 無理せず、“自分が落ち着けるスタイル”を優先して選びましょう。
■ 2. 職場への伝え方に迷ったら
脱毛のことを職場に伝えるかどうかは、必ずしもオープンにする必要はありません。
- ● 最低限の人にだけ伝える(上司や人事など)
- ● 「体調を崩して休んでいました」とだけ伝える
- ● ウィッグを使って自然に過ごす
大切なのは、“周囲にどう思われるか”よりも、自分が安心して働ける環境を作ることです。
■ 3. ウィッグの選び方で不安を減らす
仕事で毎日使うウィッグは、見た目だけでなく、着け心地や安定感も重要です。
💡 選ぶポイント:
- ・地毛に近い色・長さで「いつもの自分」に近づける
- ・軽量で通気性の良いものを選ぶ
- ・自然なつむじ・前髪で“ばれにくさ”もアップ
※「仕事用」と「リラックス用」で使い分けている方も多いですよ。
■ 4. 周囲は思っているよりも自然に受け止めてくれることも
実際に復職された方の中には、こんな声もあります。
- 「誰にも気づかれず、いつも通り接してもらえた」
- 「むしろ、“元気そうで安心した”と言われた」
- 「ウィッグがあることで、自分の心が落ち着いた」
もちろん職場の雰囲気にもよりますが、「思っていたより大丈夫だった」という実感を持つ方が多いのも事実です。
■ 自分のペースで、安心できる形で復職を
治療を終えて仕事に戻るというのは、心身ともに大きな一歩です。
髪のこと、体調のこと、人間関係のこと…。全部いっぺんには抱えきれなくて当然です。
だからこそ、ウィッグやケア帽子など、あなたの気持ちを支えるアイテムを上手に活用しながら、
“自分らしい仕事復帰”のかたちを見つけてくださいね。
医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、
医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。