〜日常をちょっとラクに、心をちょっと明るく〜

がん治療中は、体調も気分も変わりやすく、
「何を準備しておけばいいのか」「これって必要かな？」と迷うことが多いですよね。

今回は、治療を経験した方たちが「これは本当に助かった！」と感じたアイテムをカテゴリー別にご紹介します。
大切なのは、“自分にとって心地よいもの”を選ぶこと。
ピンときたものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

■ 脱毛・外見変化への対策アイテム

◎ 医療用ウィッグ

• 「外に出るのが少しだけラクになった」
• 「自分らしさを取り戻せた気がした」

髪の変化に対する不安をやわらげるために、心強い味方です。

◎ ケア帽子・ターバン

肌触りの良いコットン素材がおすすめ。
就寝時やリラックスタイムに最適で、ウィッグのオフタイムにも活躍。

◎ 眉ティント・つけまつ毛

脱毛が進むと、眉毛やまつ毛も気になるもの。
自然な仕上がりで「鏡を見るのが怖くなくなった」という声も多数。

■ 体調管理・生活の工夫に役立つもの

◎ クッション性のある座椅子や背当て

副作用で長時間同じ姿勢がつらい時に、腰や背中をサポート。

◎ 加湿器・空気清浄機

乾燥対策や体調管理に。においに敏感になる時期にも活躍。

◎ タンブラー（保温性のあるもの）

温かい飲み物が長く楽しめるだけでなく、
口当たりが優しい設計のものは吐き気の時期にもありがたい存在に。

■ メンタルを支えてくれたもの

◎ 癒しの音楽やポッドキャスト

眠れない夜や、通院前の緊張をほぐしてくれる“心の処方箋”。

◎ アロマオイル・キャンドル

リラックスできる香りが「不安を少しやわらげてくれた」という声も。

◎ 日記アプリやノート

気持ちの整理や、自分の体調記録にも。
「毎日の“できたこと”を書いていたら、少し前向きになれた」との声もあります。

■ 入院・通院に便利だったもの

◎ 前開きのパジャマ・羽織りもの

点滴や診察時にも便利で、体調の波に合わせて着脱しやすい。

◎ 大容量のトートバッグ or リュック

書類・水筒・羽織・ウィッグケースなど、持ち物が増える時期にはマスト。

◎ スリッポンタイプの靴

履きやすく、病院内の移動にも最適。
浮腫みやすい足にも優しい設計のものが◎。

おわりに

「買ってよかった」と思えるものは、“快適さ”や“安心感”をくれる存在でもあります。
それは、体をいたわることでもあり、心をやさしく支えることでもあります。

今、必要なものだけで大丈夫。
あなたにとって“ちょうどよいもの”が見つかりますように。

医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。
ウィッグの試着方法や、自宅でできるお手入れグッズのご相談も承っています。