「ウィッグが外れそうで不安…」を軽くするために〜毎日を安心して過ごすためのコツとアイデア〜
初めてウィッグをつけるとき、
「歩いているときにズレたらどうしよう」
「人混みや風の強い日、外れたりしないかな」
そんな不安を感じたことはありませんか?
とくに治療中で体力が落ちていたり、心も繊細になっているとき、
“ウィッグが外れそう”という心配は、大きなストレスにつながることも。
でも大丈夫。
正しいサイズ選びと工夫で、安心して過ごすことができます。
■ ウィッグが外れやすくなる原因って?
- サイズが合っていない(大きすぎる・小さすぎる)
- 留め具の固定不足(アジャスター・ピンが適切でない)
- 汗や皮脂による滑り(湿気・皮脂で密着度が低下)
- 脱毛によりフィット感低下(接地面が減ってずれやすい)
こうした要因を防ぐためにも、ぴったりのウィッグ選びが大切です。
■ 不安をやわらげる安心の工夫
◎ 調整バンド付きのウィッグを選ぶ
後頭部のアジャスターで頭の形にフィット。小さめに微調整するだけでズレにくさが向上します。
◎ インナーキャップを併用する
地肌との密着度を高め、汗による滑りも軽減。
綿・竹繊維・吸湿速乾タイプなど肌当たりのやさしい素材がおすすめ。
◎ 専用のウィッグ用両面テープやシリコンパッド
前髪の裏やもみあげ部分、こめかみに部分使い。
「ズレそう!」の不安をピンポイントで軽減できます。
◎ 帽子と組み合わせて使う
帽子ウィッグや、ウィッグの上から軽く帽子を重ねると固定力がアップ。
外れる心配が減り、見た目もナチュラルに。
■ 外れる不安を忘れられるくらいの“安心感”を
実際にウィッグを選んだ方の多くが、
- 「最初は不安だったけど、慣れたら気にならなくなった」
- 「自然なフィット感のものに出会えて安心できた」
と話されています。だからこそ、「不安の少ないウィッグを選ぶこと」は、治療中の毎日にそっと寄り添ってくれる大切なポイントです。
おわりに
ウィッグは、ただの「髪」ではありません。
あなたの安心と日常を守る、大切な存在です。
もし今のウィッグに不安や違和感があるなら、遠慮せず専門スタッフに相談してみてくださいね。
医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。
ご自宅での試着や、ズレにくいスタイル・固定グッズのご紹介も承っています。