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がん患者の“あるある”集〜今日も、あなたはよくがんばっています〜

 

がんと診断されてから、生活も気持ちも、まるで別の世界に放り込まれたよう。
だけど、ふとした瞬間に「これって、私だけじゃないんだな」と思えるような“あるある”があると、
少しホッとしたり、クスッとできたりすることも。

今回は、そんながん患者さんならではの“あるある”を、優しい視点でご紹介します。

■ 診察前の「地味に緊張」が毎回ある

呼ばれるまでの待合室、なぜあんなに長く感じるの…?
毎回「今日は何を言われるんだろう」と、落ち着かない。
でも、帰るころにはちょっと気が抜けて甘いもの買ってしまう。

■ 病院の「おなじみの景色」に詳しくなる

エレベーターの混み具合、売店の品ぞろえ、院内コンビニのおすすめおにぎり…。
気がつけば“通”のように院内を把握。
スタッフさんとちょっとした世間話もできるようになったり。

■ 「元気そうだね!」の言葉にモヤモヤ…

悪気がないのは分かる。でも、実はそれがプレッシャーになる日もある。
「元気に見せるのって、けっこう頑張ってるのよ…!」と、心の中でつぶやくことも。

■ ウィッグ・帽子・ケア帽子、朝の選択が真剣

「今日はどれをかぶろう?」
気温や予定、気分に合わせて選ぶのが、ちょっとした日課に。
意外と、「これ似合うかも」と発見することもあって、少し楽しい。

■ ネット検索の沼にハマる

「○○の副作用」「脱毛 いつから」「抗がん剤中 食べていいもの」
とにかく調べては不安になり、また調べてしまう無限ループ。
「検索疲れあるある」です…。

■ “ニオイに敏感”になりすぎて困る

抗がん剤中、とくに嗅覚が鋭くなる方も多く、
「食べ物のニオイがきつい」「柔軟剤がダメになった」など、
においトラブルが日常のあちこちに。

■ 「私、今すごいことしてるな」ってふと思う

通院、点滴、副作用との付き合い、薬管理…
誰に言わなくても、静かに日々を乗り越えている自分ってすごいって、
たまにはちゃんと褒めてあげたい。

■ そして一番のあるあるは…

「ひとりじゃないんだ」って感じると、ちょっと泣ける。

SNSやブログで誰かの投稿を見たり、
病院の帰り道に空を見上げたり、
医療スタッフのちょっとした言葉に救われたり。

💡“自分だけじゃない”と思えることは、ほんとうに心を支えてくれる力になるのです。

■ おわりに

がん患者さんの「あるある」は、
涙も笑いも、がんばっているあなたの証。

もし今、つらさや不安の中にいるなら、
こうして読んでくださったことも、ひとつの前向きな一歩です。

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「こんな小さなこと聞いてもいいのかな?」という“あるある”なお悩みにも、やさしくお答えしています。