自宅療養中の「暇つぶし」、どうしてる?〜心と体にやさしい、ゆるっと過ごすヒント〜
治療や体調の変化で外出が難しいとき、
「今日は横になってばかりで、なんだか時間を持て余してしまった」
そんなふうに感じる日、ありませんか?
焦らなくて大丈夫。
体を休めることが“今一番大切なこと”です。
それでも、「少しだけ何かしてみようかな」と思えたときのために、
体にやさしく、心がほぐれる“おうちの過ごし方”をご紹介します。
■ ゆったり系の暇つぶし
◎ 映画・ドラマ・ドキュメンタリー
疲れやすいときは短めの作品や、おだやかな内容を選ぶと◎
おすすめは…
- 昔好きだったジブリ作品
- 動物系・自然系の癒しドキュメンタリー
- 一話完結のヒューマンドラマや医療ドラマ
◎ 音楽・ラジオ・ポッドキャスト
横になっていても楽しめる音の世界。
「声」に癒されたり、前向きな言葉に出会えたりすることも。
■ ちょっと気分転換したい日に
◎ 手帳・日記・思いつきノート
「今日は少しだけラクだった」
「お昼に〇〇を食べた」
そんな簡単なメモでも、後で見返すと大切な記録に。
◎ 色ぬり・パズル・アプリゲーム
考えすぎず、単純な作業が逆に心を落ち着けてくれることも。
塗り絵アプリやパズルゲームも、寝転びながらできるおすすめアイテム。
◎ 写真の整理
スマホにたまった写真を見返したり、思い出の写真にコメントをつけたり。
思いがけず、ほっこりした気持ちになれることも。
■ 気持ちを切り替えたいときに
◎ オンラインで誰かとつながる
ビデオ通話じゃなくても、LINEでひとことでもOK。
「今日は少し元気だよ」
そんな一言が、誰かの笑顔につながるかも。
◎ おしゃれなものをネットで見る
ウィッグや帽子、アクセサリーなど、今の自分に似合うものを探してみるだけでも気分転換に。
「おしゃれしたいな」と思う気持ちが戻ってきたら、それは回復のサインかも。
■ 注意ポイント:がんばりすぎないで
「せっかくの時間だから有意義に使わなきゃ!」
…と思いすぎると、逆に疲れてしまうことも。
“何もしない”も、立派な療養のひとつです。
退屈な時間も、回復のプロセスの一部として、どうか自分を責めずに受け入れてくださいね。
おわりに
がん治療中の自宅療養は、“体を治す”だけでなく、“心と付き合う時間”でもあります。
どんなふうに過ごしていても、それはあなたの大切な一日。
ゆっくり、気ままに、今日の自分にやさしく過ごせますように。
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