「医療用ウィッグ」という言葉を聞くと、
まず思い浮かべるのはがん治療中の脱毛対策かもしれません。
でも実は、がん以外の理由で髪の変化に悩む方にも、とても心強い存在なんです。

■ 医療用ウィッグが活躍するのは、こんなとき

1. 脱毛症（円形脱毛症・びまん性脱毛症など）

脱毛症は年齢や性別を問わず起こる可能性があります。
部分的な脱毛や全体的な薄毛に対応できるよう、部分ウィッグからフルウィッグまで選べます。

2. 薄毛・抜け毛の悩み（加齢・ホルモンバランスの変化など）

40代以降の女性の中には、分け目やつむじが気になるという理由で医療用ウィッグを選ぶ方も。
自然な仕上がりと快適なかぶり心地が特徴です。

3. 頭皮の手術ややけどなどによる傷あとカバー

手術痕やけがの跡をカバーするために医療用ウィッグを使うケースもあります。
やわらかい裏地で、敏感な頭皮にもやさしい仕様です。

4. アレルギーや薬の副作用による脱毛

抗がん剤以外の薬（抗リウマチ薬や甲状腺治療薬など）で脱毛が起こることもあります。
そんなときも医療用ウィッグが選択肢になります。

■ ファッション目的との違い

ファッションウィッグとの大きな違いは、敏感な頭皮にやさしい素材と作り。
長時間つけても蒸れや痛みが少なく、肌トラブルを防ぐための工夫がされています。

■ がん治療中でなくても、選んでいいんです

「病気じゃないのに使っていいのかな…」と迷う必要はありません。
医療用ウィッグは、“医療目的で開発された高品質なウィッグ”というだけで、
利用する人の理由はさまざまです。

大切なのは、「今の自分にとって必要かどうか」。
髪の悩みや生活スタイルに合わせて、安心して選んでくださいね。

■ おわりに

医療用ウィッグは、がん治療中の方だけでなく、
「髪のことで自信を持ちたい」と思うすべての人の味方です。

「自分のケースでも使えるのかな？」と思ったら、まずはお気軽に相談してみてください。

医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。
自宅試着やオンライン相談もご利用いただけます。