抗がん剤治療が始まるとわかって、急いで用意した医療用ウィッグ。
「髪が抜ける前に準備しなきゃ」
「すぐに必要になるから、とにかく早く買わなきゃ」
そんな気持ちでバタバタと選んだのが、少し後悔につながってしまいました。

今回は、そんな失敗談とそこから得た気づきを、これからウィッグを選ぶあなたへお伝えします。

■ 後悔1：「ネットの写真と違いすぎた」

当時は時間もなかったので、通販で見た目が良さそうなものをポチっと購入。
でも、届いてびっくり…。

• 思ったよりもテカテカ
• 分け目が不自然
• 髪色がモデルの写真と違う

結果、結局外では使えず、室内用にしかならなかったんです。

■ 後悔2：「サイズが合わなくて痛い…」

試着ナシで買ったせいか、少しきつめ。
何時間もつけていると、こめかみや後頭部が圧迫されてズキズキ…。
「毎日使うものなのに、どうして妥協してしまったんだろう」と反省しました。

■ 後悔3：「髪型が“いつもの自分”じゃなかった」

せっかくだからと、思い切ってイメチェン風の髪型を選んだら…
周囲の反応がよすぎて、逆に「ウィッグってバレてる？」と不安に。
「もっと“いつもの自分に近いスタイル”にしておけばよかった」と、つけるたびに感じてしまいました。

■ 後悔しないために、私が伝えたいこと

◎ 必ず「試着」してから決めて

鏡で見て、肌に当たる感じ、かぶり心地、前から・横からの見た目…
全部確認することで、“これなら安心して使える”という気持ちになります。

◎ 専門のスタッフに相談して

サイズ選びや髪型、似合うカラー、蒸れ対策など、
プロに聞いてみることで、自分では気づけなかったポイントが見えてきます。

◎ 「無理に急がなくても大丈夫」

脱毛のタイミングは人それぞれ。
焦って買って後悔するより、じっくり選ぶ方がきっと長く満足できると思います。

おわりに

医療用ウィッグは、“治療中のあなたをそっと支える存在”。
私のように後悔しないよう、
「焦らず、ちゃんと納得できるものを選んでほしい」
ということを同じ状況でお悩みの方にも伝えたいです。

※お客様の体験談より抜粋、加筆させていただきました。

医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。
自宅での無料試着や、スタッフによるアドバイスもご利用いただけます。