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ウィッグのこと、友人や同僚に伝えるべき?〜迷ったときに思い出してほしいこと〜

抗がん剤治療や脱毛症などで医療用ウィッグを使い始めたとき、
多くの方が悩むのが、「ウィッグだと人に伝えるかどうか」ということ。

「ばれたくない」
「聞かれたらどうしよう」
「話しても変に気を遣われるのはイヤ」

そんな気持ちが頭の中をぐるぐる回ってしまうこと、あると思います。
でも大丈夫。正解は、人それぞれ違っていいんです。

■ まずは知っておきたいこと

1. 伝える・伝えない、どちらも「間違いではない」
ウィッグのことを話すかどうかは、あなたの気持ちとタイミングがすべてです。

  • 気持ちが整ってから伝える人
  • 親しい人にだけ伝える人
  • 最後まで誰にも言わない人

どれも立派な選択で、正解・不正解はありません。

2. 「ばれたらどうしよう」の不安は、自然なもの
「気づかれたら恥ずかしい」と思ってしまうのも、無理のない感情です。
でも実際は、周囲は意外と気づかないことが多いもの。

医療用ウィッグはとても自然に見えるよう設計されていますし、
髪型を変える人も多い現代では、「印象が変わったね」程度で終わることも少なくありません。

■ もし伝えるなら、あなたの言葉で

伝えると決めたとしても、構えすぎなくて大丈夫です。

たとえば…

  • 「ちょっと体調を崩してて、髪が抜けてしまって。今はウィッグを使ってるの。」
  • 「今は治療中で、ウィッグで過ごしてるんだ。でも元気だから安心してね!」

たった一言でも、あなたらしい言葉で大丈夫。
大切なのは、相手に理解してもらうことよりも、あなたが少しでも楽になることです。

■ 伝えないことも、自分を守るやさしさ

逆に、「言いたくない」「気づかれたくない」と思うなら、それも尊重して大丈夫です。

あなたには、誰に何を話すかを選ぶ権利があります。
ウィッグを着けることで気持ちが整い、仕事や人付き合いが今まで通りにできるなら、それで十分です。

■ 一番大事なのは、「あなたが安心して過ごせるかどうか」

どんなに良い選択でも、心が追いついていなければ意味がありません。
「今はまだ無理」と感じたら、それはちゃんとした心の声。

焦らず、自分の気持ちに正直になってくださいね。

医療用ウィッグ・かつらについてご不明な点があれば、医療用ウィッグアンベリールへお気軽にご相談ください。